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『深夜の張り込み』 トマス・ウォルシュ

Posted on July 31st, 2014

『深夜の張り込み』 トマス・ウォルシュ (カバー:松田正久/6版 1972) 猫マーク 〈紹介〉 凶悪な銀行強盗逮捕のため張り込み中の刑事が、犯人の強奪した四万ドルに目がくらんで、密かに犯人を射殺し、現金を隠してしまった。 事件解明に全力をあげる捜査陣、その裏をかこうとする悪徳刑事。 愛と憎しみ、友情と裏切りの人間模様を織り交ぜて、殺人鬼と化していく一人の男の心理と行動を、ヴィヴィッドに描いた野心作!

『ミス・クォンの蓮華』 ハドリー・チェイス

Posted on July 31st, 2014

『ミス・クォンの蓮華』 ハドリー・チェイス (カバー:杉浦康平/初版 1969) 拳銃マーク 〈紹介〉 ゴ・ジン・ジェム政権下、ベトコン・ゲリラの活動がつづく騒乱と退廃の町サイゴン。 本国を食いつめて、この町に流れてきたアメリカ人ジャッフェの手に、思いもかけずころがりこんできた数百万ドルのダイヤの山。 それをめぐって、治安警察長官、貪欲な中国人、そしておこぼれをねらう小悪党が三つ巴になって罠をかけあい、鮮血が流れる。

『殺人は血であがなえ』 ハドリー・チェイス

Posted on July 31st, 2014

『殺人は血であがなえ』 ハドリー・チェイス (カバー:エフエイト・泉宏/9版 1976) 猫マーク 〈紹介〉 マイアミをしのぐ観光都市、セント・ラファエル。 この街の美しい海岸で、プレイボーイの私立探偵が殺され、相手の女が消えた。 事件の犯人を追う同僚の探偵ブランダンは、悪徳の街に君臨する財界の怪物と対決する。 鋭利な氷かきによる連続殺人は、はたしてプロの殺し屋の仕業なのだろうか…? きみの目の前で、犯人は笑っている!

『幸いなるかな、貧しき者』 ハドリー・チェイス

Posted on July 31st, 2014

『幸いなるかな、貧しき者』 ハドリー・チェイス (カバー:辻修平/初版 1971) 猫マーク 〈紹介〉 カルヴィンはピッツヴィルの小さな銀行に支配人代理として赴任してきた。 彼は週に一度、地元の四つの工場などに支払われる給料三十万ドルの現金を一晩保管する立場にある。 行員は彼と女行員の二人きり。 カルヴィンはこの金を盗むために綿密な計画をめぐらした。 三十万ドルにかける男の妄執と、待ち構えていた破滅への道標とが交差する。

『あぶく銭は身につかない』 ハドリー・チェイス

Posted on July 31st, 2014

『あぶく銭は身につかない』 ハドリー・チェイス (カバー:松田正久/初版 1970) 猫マーク 〈紹介〉 金庫会社のサービス員である主人公は、ふとしたことから金に目がくらみ、やがて警察に終われる身となってしまった。 彼をめまぐるしく翻弄してやまない奸策と好餌の罠。 前科者の烙印に一歩一歩追い詰められていく男の過程を、金と欲情との息詰まるタッチで描き出す出色のサスペンス。 チェイスが本領を発揮した、悪女をめぐる殺人狂想曲。

『名も知れぬ牛の血』 ノエル・カレフ

Posted on July 31st, 2014

『名も知れぬ牛の血』 ノエル・カレフ (カバー:杉浦康平/初版 1963) 猫マーク 〈紹介〉 ヨーロッパ・ライト級チャンピオンの挑戦試合に勝ったボクサー"奇跡のキッド"は、妻への贈り物に用意した二千五百万の現金を狙う一味の罠に落ち、殺人事件に巻き込まれる。 斬新なトリックと二転三転する結末。 ボクサーとシナリオライターの経験を持つ作者が、リングとスクリーンの内幕に取材した野心作!『ミラクル・キッド』に改題

『脱獄と誘拐と』 トマス・ウォルシュ

Posted on July 31st, 2014

『脱獄と誘拐と』 トマス・ウォルシュ (カバー:記載なし/3版 1970) 拳銃マーク 〈紹介〉 鉄のカーテン内の某大国に不時着した米空軍ロバート大佐は、スパイ容疑で重労働二十年の刑を宣告され、アメリカ政府の抗議も功を奏さない。 少佐の兄、前科者のエディは監獄の中でこのニュースを知り、弟の救出計画を練る。 そして彼が考えついたのは某大国の独裁者〈太っちょ〉の誘拐だった! だがそれには彼自身が脱獄しなくては…

『危険な乗客』 トマス・ウォルシュ

Posted on July 31st, 2014

『危険な乗客』 トマス・ウォルシュ (カバー:金子三蔵/3版 1972) 拳銃マーク 〈紹介〉 二つのタクシー会社が競争しているニューヨークで、運転手殺しが発生した。 強盗か、はたまた怨恨か? 手掛かりは、引退した暗黒街のボスのなくした書類カバンである。 ピラミッド・タクシー社のマネージャー、デニス・マローンは、親友の報復のために、犯人捜しを開始するが… 快調なテンポで展開する、現代ハードボイルドの佳品。

『薔薇の環』 ジョン・ブラックバーン

Posted on July 31st, 2014

『薔薇の環』 ジョン・ブラックバーン (カバー:日下弘/初版 1973) 猫マーク 〈紹介〉 九つになるイギリス人の少年が、東ドイツを通過中の列車から姿を消した。 彼の父は西ベルリンの通信隊本部に勤務していた。 たまたま西ドイツ陸軍は、英国から借りた暗号解読装置を使用中で、ソビエト側は装置の詳細を知りたがっていた。 東西冷戦の谷間に展開する、恐るべき真相。 ブラックバーンの真価を問う、サスペンスフルな出世作!

『小人たちがこわいので』 ジョン・ブラックバーン

Posted on June 29th, 2014

『小人たちがこわいので』 ジョン・ブラックバーン (カバー:日下弘/初版 1973) 猫マーク 〈紹介〉 北ウェールズの〈騎士の丘〉で道に迷うと身に不吉なことが降りかかるという。 この民間伝承と、最近続発した不可解な事故や殺人とは関係があるのだろうか。 ノーベル賞医学者夫妻が究明に乗り出すこととなった。 血も凍るオカルティズムを背景に巧妙なサスペンスが展開する。 モダン・ホラーの第一人者ブラックバーンの本邦初紹介!

oldsogenbot

「創元推理文庫旧装丁bot」をやってます。そこで紹介しきれない内容を保存しておくために準備したブログ。