Posted on January 11th, 2015
『自動洗脳装置』 エリック・F・ラッセル
(カバー:真鍋博/初版 1970) SFマーク
〈紹介〉
防衛科学研究所に勤める科学者リチャード・ブランサムは、ふとしたことから二十年前に自分が殺害した女の白骨死体が発見されたことを知った。身の危険を感じて犯行現場へ赴いたが、奇怪にも街のひとびとは誰ひとりとして事件のことを知らない。だが彼の身辺には次々と不可解な出来事が発生する…。ミステリ仕立てのSFの名編。
Posted on January 11th, 2015
『小鼠 油田を掘りあてる』 レナード・ウイバーリー
(カバー:高橋孟(※さしえも)/初版 1985) 帆船マーク
〈紹介〉
われらが愛すべき小鼠―グランド・フェンウィック大公国が、オイル・ショックに襲われた!石油の供給を削られたため、マウントジョーイ伯爵はご自慢の公用車を乗りまわすことも、大好きなお風呂に入ることもままならなくなってしまったのだ…。さて今回はいかなる手を用いて、この深刻な局面を打開するのだろうか?
Posted on January 11th, 2015
『小鼠 月世界を征服』 レナード・ウイバーリー
(カバー:高橋孟(※さしえも)/4版 1985) 帆船マーク
〈紹介〉
大公国の近代化を画すマウントジョーイ伯爵が、アメリカに援助借款を申し込む口実に、またまた全世界を震撼させる月世界有人飛行という大それた計画をひねり出した。折しもコーキンツ博士はワインから放射性元素を発見した!米ソ両国を向こうにまわし、果たして大公国は月世界に一番乗りできるや否や?現代寓話第二話。高橋孟 画
Posted on January 11th, 2015
『誕生パーティの17人』 ヤーン・エクストレム
(カバー:イラスト ひらいたかこ デザイン 矢島高光/初版 1987) 横顔マーク
〈紹介〉
一族の長老レタンデル伯母。その九十歳の誕生日を祝うパーティが開かれた翌朝、一発の銃声から事件は始まった。密閉された室内で射殺されていた男の父親は、隣の、やはり内側からロックされた部屋の中で、一酸化炭素中毒で死んでいたのだ。息子を殺した後の自殺か、それとも…?「スウェーデンのカー」と呼ばれる著者の代表作!
Posted on January 11th, 2015
『贋作 モンタージュ写真』 ミッシェル・ルブラン
(カバー:辻修平/合本初版 1972) 猫マーク
〈紹介〉
パリの画商ケルベルに、ゴーガンの絵を売りたいという話が舞い込んできた。売値は二百万フラン。正真正銘の本物で、時価一千万フランはする名作だ。彼は金策に狂奔しなんとか入手したが…。大ドンデン返しで読者の意表を突く快作『贋作』に『モンタージュ写真』を併載。
『不許複製』を改題した『贋作』と『モンタージュ写真』の合本
Posted on January 11th, 2015
『燃える導火線』 ベン・ベンスン
(カバー:杉浦康平/初版 1962) 拳銃マーク
〈紹介〉
観光客に冒瀆されたケープ・コッドを、見せしめのため爆弾で吹き飛ばすという予告電話が新聞社にかかってきた。たまたま付近の工事現場から大量のダイナマイトが紛失していた。州警察はパリス警視の陣頭指揮のもと捜査を開始した。単なるいたずら電話かもしれない。だが、もし本物だとしたら…。爆発期限まで、あと二十四時間だ!
Posted on January 11th, 2015
『ストリップの女』 ベン・ベンスン
(カバー:松田正久/初版 1962) 拳銃マーク
(カバー:辻修平/再版 1976) 拳銃マーク
〈紹介〉
マサチューセッツ州で、実業化の死体が自宅で発見された。死体は世界に三つしかないという、珍しいルガー拳銃を握っていたが、自殺ではなかった。一方、素晴らしい肉体を持つ十八歳のストリッパーと、その愛人の美青年が、ニューヨークの夜の世界に登場する…。事件の真相を追究するのは、おなじみ州警察刑事部長ウェイド・パリス!
Posted on January 11th, 2015
『女狩人は死んだ』 ベン・ベンスン
(カバー:和田誠/3版 1973) 拳銃マーク
(カバー:辻修平/4版 1976) 拳銃マーク
〈紹介〉
殺人を頼まれたボスのマドックス。彼はその仕事を、借金棒引きの代償として、カグル青年に命じた。この請負い殺人の話をかぎつけた州警察のパリス刑事部長は、警官を殺し屋に仕立ててマドックスのもとに送った。殺しの依頼人と命を狙われている人間の名前を聞き出そうとしたのだ。しかし、罠を掛けたパリスは逆手を取られてしまった!
Posted on January 11th, 2015
『あでやかな標的』 ベン・ベンスン
(カバー:ART CORNER/初版 1962) 拳銃マーク
(カバー:辻修平/3版 1976) 拳銃マーク
〈紹介〉
ウェリントン市の下水道から、サンドイッチの売店を経営する老人が無惨な死体となって発見された。そして死体の処理を目撃した富豪の令嬢は、ギャングの一団から狙われている。検事局の要請を受けて、州警察のパリス警視が乗りこんできた。彼はギャング団の背後にいる市政の大物の正体を突き止めるべく、岬の突端に罠をはるのだが…
Posted on January 11th, 2015
『インクィジターI/ 最後に地獄を見た男』 サイモン・クイン
(カバー:若菜等/初版 1984) 拳銃マーク
〈紹介〉
筋弛薬ソーパーを射たれて前身が麻痺してしまったフランク・キリーは、パリ下水道本管に投げ込まれた。奔流となった下水道の先には大鎌のような回転刃を備えた巨大な破砕機が待ち構えている!このままでは細切れだ!ヴァティカンの諜報部員、その名も異端審問官(インクィジター)を襲う、危機また危機。異色スパイ・アクション・シリーズ第一弾!