『あぶく銭は身につかない』 ハドリー・チェイス
Posted on July 31st, 2014
『あぶく銭は身につかない』 ハドリー・チェイス

(カバー:松田正久/初版 1970) 猫マーク
〈紹介〉
金庫会社のサービス員である主人公は、ふとしたことから金に目がくらみ、やがて警察に終われる身となってしまった。
彼をめまぐるしく翻弄してやまない奸策と好餌の罠。
前科者の烙印に一歩一歩追い詰められていく男の過程を、金と欲情との息詰まるタッチで描き出す出色のサスペンス。
チェイスが本領を発揮した、悪女をめぐる殺人狂想曲。