薔薇の環』 ジョン・ブラックバーン



(カバー:日下弘/初版 1973) 猫マーク


〈紹介〉
九つになるイギリス人の少年が、東ドイツを通過中の列車から姿を消した。
彼の父は西ベルリンの通信隊本部に勤務していた。
たまたま西ドイツ陸軍は、英国から借りた暗号解読装置を使用中で、ソビエト側は装置の詳細を知りたがっていた。
東西冷戦の谷間に展開する、恐るべき真相。
ブラックバーンの真価を問う、サスペンスフルな出世作!